釣りに使用する物は何か
こんにちわ
今回は釣りについてなんですが、皆さんは釣りに関する有名な中国のことわざはご存知でしょうか。
「一日幸福でいたかったら、床屋に行きなさい。」
「一週間幸福でいたかったら、結婚しなさい。」
「一ヶ月幸福でいたかったら、良い馬を買いなさい。」
「一年幸福でいたかったら、新しい家を建てなさい。」
「一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい。」 中国古諺
中国は陸地という所から、釣りに対して希少価値があるのかもしれませんが、釣りの楽しさを知ればこの言葉のように一生楽しむことができます。
日本という海に囲まれた環境に住んでいますから釣りをするには最適です。
釣りをしない方はよく「スーパーで買えばいいでしょ」という方がいますが、釣った魚は一味もふた味も違います。
そして、釣る楽しみ、食べる楽しみと2つの楽しみを味わうことができるのです。
芸能人でも、多くの方が釣りを趣味としており、釣りをすしている人を見かけると最近では、女性の方も多くやっていますね、このように老若男女問わず誰でも楽しめます。
今回は釣りについて紹介していきます。
釣りする場所は
釣りをする場所は、大きく分けて2つです。海釣りか川での渓流釣りとなります。では、どのような場所で釣りを行うのか簡単に解説します。
船で釣る
船に乗って、沖へ行き釣ります。海底の深い沖に出ますと大物もいます。
又、魚の数も多くなりますので、数も沢山釣れます。船に乗る時にお金はかかりますが、大物を狙うのであれば、船釣が良いです。
港や防波堤で釣る
船と比べ、比較的小さい魚になります。
沖の方には防波堤があり、防波堤の方が良く釣れます。
所群が来れば入れ食いとなりますが、めったに遭遇することはありません。ポツポツとのんびりファミリーで釣りを楽しむには良いです。
浜や磯で釣る
海岸沿いで釣りをします。
足場が不安定な岩場などがありますので十分注意が必要です。こいった場所ほど、釣れるポイントがあったりします。
check!
こちらで、アキアジ釣りで購入する物、釣れるポイントはズバリここを紹介しています。 |
湖や大きな池で釣る
ブラックバスなどを釣るのに湖が最適です。
波もなくおだやかなので比較的安全に釣りをすることが出来ます。
北国にいくと、冬場湖の表面が氷となって、その上でワカサギ釣りができて、ファミリーには人気です。
川で釣る
山から海めがけて川は流れていますが、ひとつの川でも、上流・中流・下流で釣れる魚が違ってきます。余り上流の山間部に行くと熊も出てきますので、注意が必要です。
川釣りは、しっかりとポイントを見極めれば良く釣れます。
check!
北海道の渓流釣りではどんな道具を購入するこちらでヤマメ釣りの道具を紹介をしています。 |
釣りに必要な道具
釣りをするためには、色々な道具が必要になってきます。
高い道具を使ったから釣れるということはありませんので初心者でも簡単に道具を揃えることはできます。
そこで、釣りをするためには、どのような道具が必要かを簡単に説明します。
釣り竿
釣りをするのには、必需品です。釣る魚や、釣り方、釣り場によって竿の長さや硬さが違ってきます。
●磯竿
竿の長さの範囲で釣りをするのに使用します。磯釣りや防波堤釣りに使用します。
●投げ竿
遠投するのに適した竿です。磯釣りや防波堤釣りで使用します。
●ルアーロッド
ルアーフィッシングで使用する竿、ルアー以外にもちょい投げなどでも使用できます。
ルアーロッドでも、バスロッド・トラウトロッド・シーバスロッド・エギングロッド・オフショア・ロックフィッシュなどに分かれる。
●ヘチ竿
ヘチ釣り専用の竿、先端が細く柔らかい作りになっていますので、他の用途では使用できません。
●渓流竿
リールを使用しない竿、海でも岸壁近くの小魚を釣るのに使用されます。
●船竿
船釣りで使用する、長さが短めのものが多い
リール
リールは、仕掛を飛ばし巻き上げることで回収するためのものです。使用用途で色々な種類があります。
●スピニングリール
リールと聞いて思い浮かべるのはこのタイプです。最もポピュラーなリールで、これがあれば、大体の釣りには対応できます。サイズや値段もピンきりです。
●リアドラグ式スピニングリール
ドラグリールが後方についていて操作がし易い構造になっています。細い糸を使用するため小型です。淡水のトラウトフィッシングなどに使用します。
●レバーブレーキリール
レバー操作で一瞬で糸を出せる構造になっています。グレやチヌ釣りに良く使われます。
●投げ専用リール
遠投用に適したリールで、回収するのに巻き上げが早いのが特徴、キスやカレイ、マダイを釣るときに使用されます。
●ベイトリール
船釣りで使用されます。糸がよりがかり難く、巻き取る力も優れています。
●太鼓リール
ギヤなどが無く、シンプルな構造です。チヌ釣りやフライフィッシングで良く使用されます。この記事の写真に写っているのが太鼓リールです。
ライン(糸)
糸は、リールから仕掛けまでをつなぐもので、糸を選ぶには、太さと材質を見ます。これぞれの特徴を説明します。
●ナイロン
最も多く使われている糸です。劣化し易いので毎年交換すると良いです。伸縮性があり、強度がやや弱いので、他の材質の糸よりも太い(号数)にしましょう。
●フロロカーボン
摩耗性に強く、伸びが少ないので感度が良いのが特徴です。道糸には不向きで仕掛けなどに良く使用される糸です。
●PEライン
ポリエチレン素材のため、伸びが無く、引張強度は強いですが結び目は弱いのが特徴です。取扱がやや難しく初心者はすぐに絡めてしまいます。絡んだら非常に解きにくいので、慣れてからの使用をオススメします。
オモリ
オモリの役割は、遠くに飛ばす、仕掛けを沈める、仕掛けが流されないようにする、という役割があります。
鉛で作られており、自作する人もいますが、店頭で購入しても高価なものではありません。では、どのような種類があるのか説明します。
●ガン玉
オモリの割れ目に糸をとおしオモリで挟み固定する。
●割ビシ
楕円形で、オモリ中央に割れ目があり、そこに糸をとおしてオモリで挟み固定する
●板オモリ
薄い板状の柔らかいオモリ
●ナツメ型(中通し)
ナツメの形に似たオモリ。真ん中に穴が入っておりそこに糸を通す
●ナス型
茄子の形に似たオモリ
●小田原型
6角になっているオモリ
●円盤型
円盤の形をしたオモリ
●ツリガネ型
鐘の形にをしたオモリ
●太鼓型
太鼓の形状をしたオモリ
●ブレッド型
シンカー型、ルアーフィッシングのソフトルアーに使用されるオモリ
●ブラクリ
オモリと釣り針が、一緒になったオモリ
などなど、種類は釣りの用途でそれぞれ違ったオモリを使用します。自分の釣り方に合ったオモリを使用しましょう。
仕掛け
仕掛けも色々種類があります。こちらも自作する方が多いですが、慣れるまでは、店頭で購入した方が無難です。
●サビキ仕掛け
針が6本~10本ほど付いた仕掛け、群れで回遊する小型の魚向けです。
エサはマキエを使用し、仕掛けの上下どちらかにカゴを付けてその中に入れるか、直接海めがけてマキエを投入する方法もあります。
針は、2号~8号
●投げ釣り用仕掛け
針が1本~3本ついてる仕掛けです。胴突き仕掛けは、オモリが1番下になります。中型の魚向けで、エサはイソメやイカなどを針に刺します。
針は、5号~15号
●ウキ釣り・ウキフカセ釣り用仕掛け
ウキの下に針が1本付いた仕掛け、針に直接エサをさす
針は、4号~10号
●カゴ釣り用仕掛け
ウキとマキエ用のカゴをつけて、その後、針が2本~3本付いている。
針は、4号~10号
●エギング
エギを先端に付けてイカを釣る仕掛け
エギは1.5号~4号
●ルアー
ルアーのも色々な種類がある。
スプーン、トップウォーター、バイブレーション、ミノー、シャッド、クランクベイト、スピナーベイト、ビッグベイト、ラバージグ
ソフトルアーにワームがあります。狙う魚によって使い分けましょう。
ウキ
ウキにも種類があります。分からない場合は、ウキと仕掛けのセットになったものもありますので、セット仕掛けを購入しましょう。
ウキは当たりを見るのに使用します。自分の見やすい色を選ぶと良いでしょう。
ウキの種類について簡単に説明します。
●棒ウキ
棒ウキは感度が良いのが特徴、長いぶん横風の影響をうけやすい。
●円錐ウキ
持ち運びや扱いやすいのが特徴、風邪の強い日やうねりがある時はこちら。
ウキは浮き釣りをする場合のみ使用します。遠投する投釣りでは使用しませんので、必需品ではありません。
エサ
エサも自作する方が多いですが、最初のうちは店頭で購入する方が無難です。エサについて簡単に説明します。
●虫エサ
アオイソメ、イシゴカイ、マムシ、ミミズなどがあります。最初の頃は気持ち悪いです。
●エビ
アミエビ冷凍ブロック、シラサエビ、オキアミサビキ釣りには欠かせないです。
●イカの切り身、イカゲソ
●アサリのむき身
これ以外にも、サンマの切り身や、ソーダカツオ、いくらなど、釣る魚によって使い分けます。
竿立て
1本でやる場合は、自分で持っていれば良いですが、数本使用する場合は、竿立てを利用して竿を立てかけておきます。
●竿受け
港で車止め部分にはめこみ固定するタイプです。サビキ釣りでよく使用されます。
●三脚タイプ
三脚が伸び縮みして高さ調整を行います。左右に竿が立てられるようになっており、投釣りでよく使用されます。
●サーフ用竿立て
砂浜に差し込む竿立てです。砂浜からの投釣りで使用します。
クーラーボックス
釣った魚を入れるのに使用します。
釣る魚のサイズに合わせるのが良いですが、沢山釣れた時のために大きめのクーラーボックスを準備しておくと良いでしょう。
大きめの保冷剤も合わせて準備しておきます。
救命胴衣
ファミリーで行く場合は、子供には必ず着用させましょう。大人でも、波がある所では着用した方が無難です。船釣りは必ず着用しましょう。
まとめ
釣りを覚えると一生楽しめます。
私もアキアジ釣りがメインですが、寝る時間をけずってまで釣りをしています。釣りする時は、濡れない格好であれば何でも良いです。
靴も長靴で十分です。水に入る人はウェーダーなどを揃えて行きましょう。
まず、何の魚が釣りたいのか、これはどこに行けばいるのか、その釣り方はどうすれば良いのか、釣り方によって揃える道具が違ってきます。
今回の記事は釣りは始めようとする方向けに作りましたが、今度もう少し突っ込んだ記事を載せたいと思います。
趣味を持って、楽しい人生を過ごしましょう!!