のべ竿を選ぼう
渓流釣りをする場合は、一般的にのべ竿という竿を使用して釣りをします。
のべ竿の選び方は、竿の長さ、硬さで選びます。
長さは、川幅などに合わせて選ぶと良いですが、どこでも対応できるようにと長い竿を購入すると取扱にくいので、それぞれ合った場所の長さを使用するのが良いです。
のべ竿とは
のべ竿は竿先に糸を結んで使う竿です。
リールを使用せずに竿から直接糸とハリをつけ、ハリには餌をつけて釣ります。
竿の長さ
最も多く使用されている長さは、4.5m~6.3m当たりで、この長さですと、たいていの渓流で使用することができます。
川幅が極端に狭い場所になると、3.0m~4.0mほどの竿を使用しましょう。
竿の硬さ
竿の硬さは、初心者の方は硬調という硬さを選びましょう。これは竿先が良く曲がり最も取扱し易い竿です。
それ以外には、中硬調、硬中硬(中硬硬)、硬硬調(超硬)とあります。
柔い ⇒ 硬い
中硬調 < 硬中硬(中硬硬) < 硬調 < 硬硬調(超硬) |
超硬は海で使用する場合が多く、渓流釣りでもかなりの大物を狙うときしか使用しません。
渓流釣りをするのにおすすめな のべ竿
長さ5mクラス
ダイワの波路 硬調 50
長さが4.99m、継数5本、仕舞寸法111cm、自重125g、先径0.8mm、元径21.8mm、カーボン含有率90%の構成の竿になります。
初心者の方から中級者まで幅広く利用されているのべ竿で渓流から海まで万能に使用することができます。
シマノ ロッド ホリデー小継 ZT 硬調 渓流 53
長さ5.25m、継数12本、仕舞寸法50cm、自重138g、先径0.7mm、元径24.5mm、カーボン含有率86.1%、適合糸ナイロン0.2~0.8号
初心者から上級者まで幅広く使える竿、仕舞寸法は50cmと非常にコンパクトです。自重が138gと若干重みを感じるかもしれません。
ダイワ ロッド 早霧 硬調 54MC
長さ5.41m、継数11本、仕舞寸法、57.0cm、自重94g、先径0.6mm、元径22.7mm、適合ハリス、0.2~0.6号、カーボン含有率98%
自重94gは相当軽く長時間持っていても苦にならな重さです。初心者から上級者まで幅広く使用でき、扱いやすいこのロッドはおすすめです。
長さ4mクラス
ダイワ ロッド リバティクラブ 万能小継 硬調43・Q
長さが4.3m、継数9本、仕舞寸法56cm、自重117g、先径0.7mm、元径24.7mm、カーボン含有率78%という構成の竿になります。
1つの継が短いので仕舞寸法が短くなりコンパクトに持ち運びができます。自重も軽量で作られているので長時間持っていても手の疲れがなく、初心者でも取扱がし易い竿になります。
適合ハリスは、ナイロン0.4~0.8号でヤマメやニジマス釣りなんかには丁度よい竿です。
ライズウェイ 月光 硬調 450
長さ4.5m、仕舞寸法101cm、鉛負荷0~3号、継数5本、初心者向けロッド。釣りを初めてみようかなと思っている人におすすめの竿。
ヤマメ、イワナ釣りに最適です。
シマノ ロッド 寒流 NI 硬調45
長さ4.5m、継数8本、仕舞寸法64.9cm、自重53g、先径0.6mm、元径16.3mm、適合ナイロン0.1~0.5、カーボン含有率98%
とにかく軽い竿を持ちたい人にはおすすめです。
渓流でも海のサビキ釣りでも万能に使用できます。何を買えばよいか分からない人はこれを買っておけば間違いないでしょう。
のべ竿選び方まとめ
竿を選ぶときのポイントは、長さと硬さを一番に考えて選びます。
竿が良いから釣れるわでもありませんし、安いから釣れないわけでもありません。
釣りは、釣り場でのポイントを探し出し、そこで釣ればどんな竿でも釣ることができます。
ですが、やはり良い竿を使っているとバレにくいなど釣果に影響してくるのはたしかです。
初めて釣りをしてみようと思っている方は安い竿で十分ですが、買い換えるといった経験者は少しでも良い竿を購入して釣果を上げましょう。