注文住宅を持つ時の心得!固定資産税や金利も忘れずに

シェア

スポンサーリンク
レンタルタグ大




注文住宅を建てる

注文住宅

注文住宅を建てる時は、事前にしっかりとした知識を身につけて、ある程度の価格相場が分かっていないと、相手業者の思うつぼになり、必要のない設備が付いてしまったり、部屋が暖かくないなど色んな不具合が出てきたりします。

一度建ててしまったものが、やり直しがききませんので、事前にしっかりと自分の予算に合ったものを自分で考えて、家のイメージを作り上げていくことが重要です。

注文住宅では、約8割くらいの方が何らかの形で後悔しているところがあり、建てる時の計画不足・知識不足ということになります。

高いから良い家、安いから悪い家ということはなく、悪い家を高額で購入している場合や、良い家を安く購入している方もいます。その辺りは、知識の有無ですのでしっかりと学んで建てるようにしてください。

購入資金はどうする

現金一括で購入する方は心配ないかもしれませんが、現金で購入される方はほとんどいません。

だいたいの方はローンを組んで月々いくらか決めて支払いをしていくわけです。

組むローンによって支払う金額が変わってきますのでこちらも慎重に決める必要がありますが、正直、未来のことは分かりませんので、固定が良いとか変動が良いとかは、何とも言えません。

固定金利

ずっと同じ金利なので、支払い金額が確定しているので安心感はあるが、ずっと高い金利を支払うという欠点があります。

こちらは、3,000万円借りたとして、現在のフラット35の金利1.12%で算出した金額になります。単純に3,000万円を35年間借りた場合の金額です。

固定金利

変動金利

景気の状況で金利が変動しますので、払い終わるまでいくらかかるか分からない。

5年毎に金利の見直しが行われ、突然金利変動しても支払額が125%を超えることはないように保障されています。

こちらは、3,000万円を現在の変動金利0.497%で10年、その後0.1%金利上昇で10年、その後0.1%金利上昇で15年の35年変動金利で借りた場合になります。

変動金利

この条件ですと、変動金利の方が金利が半分位安くなりますが、未来は分かりませんので何とも評価しにくい部分です。

現在は非常に低金利なので、固定金利で固定してしまった方が良いようにも思います。

いずれにしても、現在の長期金利は非常に低くなっておりますので借り時なのは間違いありません。

借りれる金額は、年収の6倍が限度額と言われています。なので、年収が500万円の方なら3,000万円が限度額ということになります。

固定資産税がかかってくる

固定資産税とは、1月1日付けで土地や家屋を所有している方が固定資産評価基準を元に算出された金額の1.4%を税金として支払わなければなりません。

1.4%は、各市町村により異なりますので一概に1.4%にはなりません。

又、3年に1度見直しがされますので、徐々に家屋は老朽化していきますので、金額が減っていきます。(土地の価値が上がれば上昇する場合もあります)

●固定資産税 = 固定資産評価額(課税標準額) ☓ 1.4%(標準税率)

という式が成り立ちます。

新築住宅に限っては、固定資産税の減額措置が取られます。

1戸あたり、120平方メートルを限度として

●戸建住宅 = 固定資産税の1/2までを3年間減額

こちらについては、平成28年3月31日までに新築を建てた住宅に適用になります。

又、長期優良住宅の場合は、5年間の減額期間となります。

この固定資産税が以外とバカにならない金額で、一括で払わなくても良いのですが、毎月1万円位は支払わなければならないと思っていた方がよいです。

火災保険に加入しなくてはならない

火災保険は万が一のために入っておくべきですが、現在は最長で10年という契約になってしまいました。

月々の支払いにしている方であれば特に気にすることはありませんが、家の購入時に、10年分一括で支払いを済ませてしまった方は、10年後の忘れた頃に突然やってきます。月々にすると、2,000円ちょい位ですのでそれ程影響はないでしょうか。


無料で一括見積もり

インズウェブの火災保険一括見積もりでは一度の見積もりで 最大10社から火災保険の見積もりを取ることができます。

オススメ

注文住宅の工法とその特徴

注文住宅の工法と各項目を評価したものになります。

一般的にこういう傾向があるということなので、メーカーによっては、断熱性の高い重量鉄骨を提供している所もあるかもしれません。

参考までに傾向を把握しておきましょう。

【住宅の工法】

価格 自由度 断熱性 工期 強度
在来・木造軸組工法
2☓4・木造枠組壁工法
軽量鉄骨造
重量鉄骨造
RC・鉄筋コンクリート造

断熱工法を知る

内断熱(充填断熱)

【メリット】

・一般的に繊維系の断熱材が使用され、施工もしやすいので価格相場が安い。

・壁の内側で断熱をしているため断熱面積が小さく、熱のロスが少ない。

・屋根の形状に左右されずに施工ができるので雨仕舞いに影響しない

・98%以上の住宅が内断熱工法のため、どこの住宅会社でも施工ができる。

【デメリット】

・気密性を高めるためには別途工事が必要

・フローリングの下、天井の上で断熱されるため温度差が生じ、小屋裏や床下の利用が難しい

・断熱材を柱の間に入れて施工するため、断熱効果が途切てしまい、断熱性能がやや劣る

・気密、通気がとれていないと、壁内部で結露が発生し、構造材を傷める危険性がある。

外断熱(外張断熱)

【メリット】

・壁の外、屋根で断熱しているため小屋裏や床下を室内と同じように利用できる

・構造の躯体部分での結露の防止ができるため構造材が腐食しにくい

・防湿、気密工事が容易

・壁内部の配管、配線工事がしやすい

【デメリット】

・一般的にボード状のプラスチック系断熱材を使用、施工手間も多くとられるので価格相場が高い。

・暖房を使用すると壁の内部や小屋裏まで温めなければならないので熱のロスが大きい

・壁の外側に断熱材を張り付けるので、壁が厚くなり余分な面積が必要

・施工性が特殊な為、外張り断熱に慣れた会社を選ぶ必要がある。

これらそれぞれ特徴がありますが、どちらが良いかというと一概にこちらが良いとは言いにくいです。

それぞれメリット、デメリットがありますので、自分の住んでいる地域に合ったものを選ぶのが得策でええはないでしょうか。

注文住宅の比較まとめ

注文住宅に限りませんが、家を持つには、固定資産税や火災保険のことも視野にいれ検討していかなければ後々困ってしまいます。

家を作るにも作り方が色々とあり、各メーカーや工務店などでそれぞれ違った作り方をしていますので、先ずはどのメーカーがどのように作っているのかを勉強していかなければばりません。
ハウスメーカー・工務店の資料一括請求!で資料を集めて、比較してみましょう。

一生に一度の大きな買い物です。

この機会に素敵な家づくりを計画してみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク
レンタルタグ大




レンタルタグ大




シェア

フォロー