そもそもFXとは
FXとは、外国為替証拠金取引のことを言い、簡単にいうと各国の通貨を安い時に購入して、高くなったら売って利益を出すといった、お金を売買する投資になります。
よく、ギャンブルと勘違いしている人がいますが、ギャンブルと全く別物で知識があればそれなりの結果を出すことができます。
確かに運も一部左右する場面もありますが、世界の経済状況をしって何月にはこういうイベントがあるから円安傾向、この月はこういうイベントがあるから円高になるなど、為替にはある程度決まった法則があります。
こういった事を把握し、その流れに乗ることでFXは利益をもたらすことができるのです。
ただあてずっぽにやっていては、利益を出すことができませんので、自分に合ったやり方を見つけてしまえば、徐々に利益を生むことが可能なのがFXなのです。
よくインターネットを見ていると破産したとか大げさな情報が飛び交っていますが、破産するやり方をしているだけであって、やり方さえしっかりしていれば破産するなんてことにはなりません。
FXには、損切りといって自分が思う方向と逆にいってしまった場合、ここまで下がると自動決済するという方法があるからです。
そうなった場合は、もちろんマイナスとなってしまいますが、破産するといったことにはなりません。
FXは投資であり一攫千金は狙えない?
FXをやろうと思っている初心者の多くは、FXで何千万・何億と稼いでやる!と考えて始める人が多くいます。
実際にそのように稼いでる人もいますので、絶対できないとは言いませんが、ほぼできないと言っても良いでしょう。
先ず、やり方も知らない人がひょこっと入って稼げる程甘くはない世界です。もちろんある程度の運もありますので奇跡的に大勝ちする人は中にはいます。
そして、何千万・何億と稼げる人というのは、投資する金額が何百万・何千万という投資資金がある人なので一般の方ではなかなか難しいというのが現実です。
最近では、FXも少額から投資できる会社が増えてきました、一昔前までは最低でも10万円はないと投資することができませんでしたが、今はSBI FXトレードなどでは、1円から投資することができますので、遊び感覚でできてしまいます。
現実的にどの位利益を出すことができるか
それでは、現実的にどの位利益を出せるのかについて説明していきますが、FXといってもやり方が数パターンあり、そのやり方によっても利益の出方が違ってきます。
基本的な利益の出し方としては
●為替変動による差額
●スワップポイントで金利差による利益 |
この2通りで利益をだしていく訳なのですが、これらはどのくらいの利益がでるのか計算してみましょう。
スワップポイントでどの位の利益がでるのか
まず、スワップポイントとは何かというと、現在の日本の金利が0.1%でトルコリラが8.0%になります。その金利差は7.9%
単純に、日本の銀行に10万円預けていると、1年間で0.1%の利息がつきますので、10万100円になります。
同じように、トルコリラを10万円分預けたとしたら、10万7,900円になりますので、その差額7,800円年間に利益となります。
この程度です。何もしないよりは少しでも増えた方が良いですがスワップポイントを狙うのであればもっと資金があった方が良いでしょう。
為替変動ではどの位利益が出るのか
FXで利益を出している人はこちらのやり方がメインの場合が多く、為替の変更の差額で利益を出す方法になります。
これにもやり方が主に4種類あり、それぞれのトレード方法は売買するタイミングによって変わってきます。
トレード手法 | トレード時間・期間 | 狙う利益 |
スキャルピング | 数秒から数分 | 為替差額 |
デイトレード | 数分から1日 | 為替差額 |
スイングトレード | 1日から数週間 | 為替差額 |
ポジショントレード | 数週間から数年 | 為替差額+スワップ金利 |
スキャルピング
スキャルピングで重要になってくるのが、スプレッドです。スプレッドとは1取引にかかる手数料のことで、回数を多く取引するスキャルピングの手法にとって、スプレッドは大きなポイントになります。
できるだけ安い所を選ぶようになりますが、米ドルが1番安く取引手数料が安く済みます。
どの位の利益を出るのかは1回の勝ちとやる回数によって変わってきますので一概に言えませんが、米ドルを1000通貨で取引したとして、1ドルが分かりやすいように100円で計算してみると、1000通貨は1000ドルなので10万円で購入することになります。
1円上がる(円安)と、1ドルが101円となりますので、ドルの価値が上がったということになります。
ここで円を買い戻すと、1,000円の利益が出るということいなります。
スキャルピングの場合は、1円動くということはそうそうありませんので、もっと少額での取引となる場合が多いです。
イメージとしては、1日平均で10円の利益を100回出して、1,000円稼ぐといった感じです。
デイトレード
デイトレードは、数時間単位で取引を行う方法です。
スキャルピングに比べて、取引回数が少なくなりますが、その分大きな値動きをねらうやり方です。
トレンドが上昇してきたとゆう時に買って、下がりだしたという時に売るといった感じで取引を行います。
取引は翌日には持ち越さずに。その日のうちに利益確定をして翌日に持ち越さないようにします。
スイングトレード
数週間単位で取引を行う方法です。
頻繁に取引を行いませんので、自動におまかせという感じになります。損切値と利食い値を設定し、そのまま放置します。
気づいたら、損切で終わっていたなんてことは良くありますが、チャートを見ていると、売ったり買ったりしたくなりますので、放置して気にしないという事が勝利の秘訣かもしれません。
ポジショントレード
これは、先に書いてあります、スワップポイントと更に、為替変動をダブルで取っていくやり方です。
長い目で先を読む力が必要になってきます。
FXは儲かるのかまとめ
FXが儲かるか儲からないかは、やる人次第です。
チャートの見方や自分の売買する理由が明確に答えられるようになったら勝つのではないでしょうか。
分からずになんとなく売買をしているうちはほぼ勝てません。
最初は少額でスタートして、少しでも勝てるようになってきたら徐々に購入金額を増やしていけばよいと思います。
初心者の人が最初に味わうのが、コツコツドカーンです。
チョットした利益をコツコツと貯めて行くのですが、損する分がコツコツ貯めて増やした分よりも大幅に増えてしまうというケースでこれは最初のうちは誰でも経験します。
プラスの時は、マイナスより良いと思って利益確定するのが早くなり、マイナスになると、戻ってこいとしばらく待っているうちにどんどん下がっていくのです。
FXは、腕というよりはメンタルの割合が非常に高いです。
そして、自分が買ったら逆に動くという人も良くいますが、これはそんなことはありません。マイナスのイメージが強いからそう感じるだけです。
そう言っている人は、思っている方と逆に売買したとしても逆に行くと言いますよ。
これが、FXだと思います。チャートを読む力も大事ですが、何よりメンタルで行うということです。
始めるには口座開設は無料でできますので、メンタル試しにやってみるのも良いかもしれませんよ。