健康な体作りには食品の表示を知ること!

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健康とはどのような状態か

健康とは

こんにちわ。

皆さんは健康ですか?と聞かれたらなんて答えますか。

日本人の7割が、健康と答えているアンケート結果をみました。そもそも健康とはどういったことなのでしょう。

●病気しない

●食欲がある

●ストレスがない

●よく眠れる

●運動している

他にもありますが、すぐに思いつくのはこういった理由ではないでしょうか。

今日は健康についてより、深く考えていきます。

健康の3つの定義

健康の定義について、WHO(世界保健機関)憲章では、次のように定義してます。

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

肉体的、精神的、社会的、この3つのことが満たされて初めて健康と言える条件になります。

これを見て、健康ですと答えられる人は減ったような気がしますが皆さんいかがでしょう。

現代のストレス社会の中で、健康でいられる方は、なかなか居ないというのが現実でしょうね。

健康の条件① 肉体的に満たされる

身体が元気であるということです。

身体のどこにも不調がなく、日常生活に於いて人の手を借りることなく、自分で活発に生活をおくることができる状態。

そのためには、安全な食べものや飲みもので身体を作り、適度に運動することで代謝を良くして汗をだし、快便で肉体的な不調がないという解釈で良いでしょう。

身体が元気

病気になるから不健康と思う方もいますが、病気になるのも健康な証拠です。

健康の条件② 精神的に満たされている

明るく落ち着いて、気持ちにゆとりがあるということです。

どういうことかというと、心がワクワクとしているが、感情の起伏がほぼなく落ち着いて、心にゆとりがあり雰囲気が良い状態。

心にゆとりがある

このためには、過度なストレスやプレッシャーがない状況で生活し、幸福感を得られる環境にいなくてはなりません。

近年、うつ病の人が増えていると社会問題になっています。これは、周りの方が関係してくる問題なので、本人はそういった環境にいないようにしなければなりません。

とくに、真面目な人や責任感が強い人がなりやすい傾向にあるようです。

健康の条件③ 社会的に満たされている

経済的に満たされているということです。

これは、社会生活に適応していて対人関係も良好であり、プライベートに於いても活発で充実感がある状態。

社会的に満たされている

普通に生活をおくれるだけの経済力があり、趣味などに時間を費やせる余裕のある時間がおくれていることでしょう。

これらの3つの条件が満たされて初めて健康である。ということがいえます。

健康な身体づくりの基本は食生活

まず、健康になるためには、身体作りが基本です。安全・安心なバランスの良い食生活をおくることで、身体の基本的な作りを見直していきましょう。

現代の食生活

近年、コンビニエンスストアの普及やフランチャイズの外食店が増える一方、インスタント食品・冷凍食品などの普及もあり、家庭での手作り料理が減少傾向にあります。

ハンバーグ

日本は、世界的に見ても食品添加物や化学調味料の大量消費国です。石油から合成した添加物は350種類もあり、アメリカは133種、ドイツ64種、イギリス21種と、世界的に見ても多いことが分かります。

日本で使用している食品添加物は全部で1500種類あり、一日80種類位は身体の中に入っています。全ての添加物が有害なわけではありませんが、中には、毒性が強いものがあります。

食べものから、身体の細胞は作られていきますので、食の安全について考え、安全な食品を食べるということが健康の基本になります。

添加物の危険性を知る

現在、スーパーやコンビニで販売されている食品には、多くの食品添加物が入っています。その危険性について知りましょう。

食品添加物

亜硝酸塩ナトリウム

●発色剤(食品の黒ずみを防止してピンク色を保つ)

【何に入っているか】

食肉加工品、魚肉ソーセージ、いくら、ベーコン、たらこなどに含まれる。

【どのようなリスクがあるか】

胃がんが多い原因という指摘があり、0.18g~0.25gで致死量に足してしまう。

猛毒の青酸カリの致死量が0.15gであることから、それに近い毒性をもつものが食品に含まれているということになります。

また、発がん物質のニトロソアミンを作り、急性毒性が強いために非常に危険な食品添加物です。アメリカでは、ベビー食品への使用が禁止されています。

合成甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK)

●甘味料

【何に入っているか】

ダイエット食品や健康志向の飲み物や菓子類、ノンカロリー食品、ノンアルコールドリンク、ガム、アメ、アイスなどに含まれる。

【どのようなリスクがあるか】

遺伝子組み換えのバクテリアの排出物であり、白砂糖よりも安価に生産出来るのが特徴。

ガンやうつ病、脳障害や不妊症の危険性があることがアメリカの研究で発表され、妊婦に対しては脳障害児が産まれる可能性があると懸念されています。

タール色素

●着色料

【何に入っているか】

アメ、ゼリー、和菓子、菓子パン、アイス、かき氷、飲料、洋酒、清涼飲料水、漬物、つくだ煮、紅しょうが、ソーセージ、うに、たらこ、かまぼこ、タコ、ハム、ジャム、医薬品などに含まれる。

【どのようなリスクがあるか】

タール色素は、当初コールタールから化学合成されてこの名前が付いており、現在は石油製品を原料として合成されています。

タール色素は化学構造上、全ての発がん性や催奇性の疑いがあります。また、アレルギーなどの様々な症状の原因となってます。

北欧では禁止されているタール色素が日本では、11種類も使用されており、黄色4号はアレルギー原因物質であることから、花粉症やアトピーの人は特に注意が必要です。

安息香酸Na

●保存料

【何に入っているか】

清涼飲料水、栄養ドリンク、エナジードリンク、炭酸飲料、シロップ、果肉ペースト、果汁、ニセモノ醤油や酢、キャビア、マーガリンなどに含まれる

【どのようなリスクがあるか】

厚生省で以前、変異原性、発がん性が認められた添加物。

単独でも毒性は強いのですが、ビタビンCと反応し白血病の原因となる物質(ベンゼン)に変化する危険性があります。

日本消費者連盟の調査で、ベンゼンが検出された市販の清涼飲料水、栄養ドリンクもあります。

OPP、OPP-Na、TBZ(チアベンダゾール)

●防カビ剤

【何に入っているか】

グレープフルーツ、レモン、オレンジ、バナナなど。海外から船で輸送されてくる輸入果物

【どのようなリスクがあるか】

日本では収穫後の防カビ剤を使用することは認められていませんが、海外からの輸入の際に食品添加物として使用されます。

TBZの胎児の先天性障害も危惧されており、皮ごと使用するのはオススメしません。果肉にも成分が残留している場合もあるので、常食するのは避けたほうが無難。特に妊娠中の女性は注意が必要です。

ソルビン酸、ソルビン酸カリウム

●保存料

【何に入っているか】

クリーム類、コンビニ弁当、ソーセージ、ハム、チーズ、かまぼこ、ちくわ、はんぺん、イカの燻製、キャビア、さきイカ、漬物、つくだ煮、あんこ類、煮豆、清涼飲料水、ワイン、ジャム、シロップなどに含まれる。

【どのようなリスクがあるか】

細菌やカビの増殖を抑えて、食品の腐敗を防ぐ保存料として、食品を加工するする際に非常に多く使用されているのですが、亜硝酸ナトリウムと一緒に取ると発がん性のリスクが高まる疑いがあること、免疫障害のこう原病の原因物質や発がん性の不安があります。

全ての食品に添加物が入っている

毒性の強い食品添加物を一部取り上げましたが、他にもこのような食品添加物はたくさんあります。

毒性の強い添加物が入っているものの特徴としては、健康やダイエットを意識したもの(カロリーオフ・無糖・ノンアルコールなど)、菓子類、加工肉(ハム・ソーセージなど)、こういったものには多く含まれていますので、食べる量は十分に注意が必要です。

現代のおいて、食品添加物が入っていない食材は、ほぼ無いといって良いでしょう。有害なもの、無害なものを知ることで、食品添加物とどのようにうまく付き合っていくかを考えて行かなければなりません。

安全な食べものは どのように作られる

健康な食材

安心できる食べ物のキーワードとして良く出てくるのは、オーガニック・有機栽培・無添加・無農薬・自然農法といったキーワードがよく取り上げられます。

聞いたことはありますが、実際どのようなことなのかを見ていきましょう。

オーガニック(有機栽培)

農薬や化学肥料に頼らず、家畜糞尿・敷わらや堆肥など、動植物肥料を使用し土壌の持つ力を活かして栽培します。

現在は、農水省が認定した有機認証機関より認定を受けJASマークを付けないと、有機栽培として販売できなくなっています。

有機栽培は化学合成農薬を使用することができませんが、JAS法で定められた20種類以上の農薬は使用することができますので無農薬ではありません。

無添加

食品添加物に分類されるものが全て使用されていない、天然に存在しない合成添加物が使用されていないもの。

行政で定められたルールがありませんので、無添加という表示の信用性はありません。

消費者も無添加商品を買う傾向が強いので、メーカー側も無添加という表示を大々的に出していますが、一部無添加というものがほとんどではないでしょうか。

ここの定義は難しく、生産工場で入れていなければ表示義務がありません。つまり、仕入れた原料に入っていて工場で何も入れずに加工した場合は、無添加となってしまいます。

このことから、表示があっても十分入っている可能性があるということになります。

無農薬

化学肥料・農薬、有機肥料を一切使用せずに土壌と作物そのものが持つ本来の偉力を発揮させることで作物を栽培させる方法。手入れに手間がかかり、害虫の問題から非常に難易度が高い栽培方法。

自然農法

耕さない、除草しない、そして肥料を与えずに農薬を使用しない生産方法。

ようするに、農地に養分供給を目的とするものを一切持ち込まない方法で、自然に近い状態で栽培します。極めて困難な農法ともいえます。

自然にできた分、安全面では申し分ないかもしれませんが、これで出来るなら皆そうしてますといった所でしょうか。

ほとんどの野菜に農薬は使用されている

生産者側も食の安全を追求し、日々研究や努力を積み重ねています。安全なもの程、手間やその他の経費がかかってしまうことから、販売価格は上がってしまいます。

そうなった場合は、あなたは購入しますか?おそらく、ほとんどの人は購入しないと思います。

野菜には農薬があるものと考え、それをいかに自分たちで無くして行くかを考えた方が賢明です。

食品の表示を知ろう

お店で食品を買うときは何を見て買ってますか?

値段・産地・製造メーカー・見た目など選ぶポイントは色々ありますが、その中で最低限知っておきたい表示についてどのようなものがあるか知っておきましょう。

食品表示

食品表示について

食品表示については、農林水産省、厚生労働省、公正取引委員会、経済産業省が目的別に定めています。

私達が良く目にするものは、食品衛生法、JAS法、計量法、景品表示法、薬事法などあります。

食品衛生法

食品の安全性を確保するために、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止するための法律です。

表示対象は、容器包装に入れられた加工食品(一部生鮮品も)。

具体的には、マーガリン、アルコール飲料、清涼飲料水、食肉製品、魚肉ハム、冷凍食品、鶏の卵ほか15品目。

表示義務付けられている項目は「名称」、「消費期限・賞味期限」、「製造所あるいは、加工所の所在地、及び製造者あるいは加工者の名前」、「保存方法」、「食品添加物」、「遺伝子組み換え食品」、「アレルギー食品(7品目)」など。

JAS(日本農林規格)法

正式には「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」で消費者が適切に商品を選択するために、品質についての正確な情報を伝達します。

表示対象は生鮮食品と容器又は包装された加工食品。

表示項目は、加工食品「名称」「原材料名(食品添加物含む)」「原料原産地(記載しなくて良いものも」「内容量」「消費期限又は賞味期限」「保存方法」「製造所あるいは加工所の所在地、及び製造者あるいは加工者の名前(輸入品は輸入業者)」「原産国名(輸入品のみ)」など。生鮮食品「名称」「原産地」など。

計量法

内容量を示すもの。

表示対象は密封された特定商品。表示項目は「内容量」「表記者の氏名、又は名称、その所在地」。

景品表示表

商品やサービスに関連する不当表示による顧客の誘引を防止するためのもので、対象は事業者が供給する全食品です。

具体的には、内容の不当表示(食品の品質、規格、そのほかの内容について実際のものよりも著しく優良であるという虚偽表示)、取引上の不当表示(価格、数量、保証期間、アフターサービスなど誤認させるような表示)を禁止しています。

ほかにも「原産国」や「無果汁の清涼飲料水の表示」など個別に指定されています。

薬事法

食品に対する医薬品と誤認される効能効果の表示を禁止するものです。対象は容器包装に入れられた加工食品とそれらの広告も含まれます。

食品を購入するときに、これらの食品表示を無意識に目にしていることでしょう。

食材選びで参考になる表示

健康に役立つ食品に関して、厚生労働省や財団法人日本健康・栄養食品協会が用途別に許可及び認定した食品マークがあります。

有機JASマーク

JAS(日本農林規格)規格に合格した食品にはJASマークがついていますが、2001年から新たに施行されたのが、「有機JASマーク」です。

有機JASマーク

有機野菜を使用した加工食品への需要が増えるなか、市場では「有機」「無農薬」「自然」「天然」などと表示する野菜や加工品が氾濫しました。

なかには、「有機」とはいえないものもあったことから、農林水産省は「表示ガイドライン」を策定(1992年)しましたが、法的拘束力が無いことから、その後も改善がみられず、2004年4月から基準をクリアした農産物とその加工品にのみ「有機JASマーク」を貼ることができます。

これにより、有機と表示できるのは、農薬と化学肥料を3年以上使用していない土地で育てた農産物で、農林水産省の指定機関で検査に合格したものになりました。

特別用途食品マーク

特別用途食品は、乳児、幼児、妊産婦、病者などの発育、健康の保持・回復などに適するという特別の用途のための食品です。

特別用途食品マーク

病者、乳幼児、妊産婦、高齢者を対象とし、病者用食品(低カロリー食品、低ナトリウム食品などの病者用単一食品および糖尿病食調製用食品などの病者用組み合わせ食品)、妊婦・授乳婦用粉乳、乳児用調製粉乳及び高齢者用食品があります。

表示には厚生労働省の許可が必要で、食品ごとに許可基準があるものについては、その適合性を審査し、許可基準のないものについては、個別に評価を行っています。

特別保健用食品 / 条件付き特別保健用食品

特定保健用食品・疾病リスク低減表示=関与成分の疾病リスク低減効果が医学的・栄養学的に確立されている場合は、疾病リスク低減表示を認めています。

特定保健用食品

特定保健用食品・規格基準型=許可実績が十分であるなど科学的根拠が蓄積されている関与成分について規格基準を定め、事務局において規格基準に適合するか否かを審査して許可したものです。この場合、審議会の個別審査はしません。

条件付き特定保健用食品=特定保健用食品の審査で要求している有効性の科学的根拠のレベルには届かいものの、一定の有効性が確認される食品を、限定的な科学的根拠である旨の表示をすることを条件として、許可対象と認めるもの。

JHFAマーク

財団法人日本健康・栄養食品協会が安全・衛生面、表示内容について審査し、品目別規格基準を満たした健康補助食品にのみつけることを許可した認定マーク。

JHFA

品目別に規格基準は異なりますが、主なチェック項目は、含有成分など製品規格(外観・性状、規格成分含有量及び、残留農薬、重金属、一般細菌、大腸菌群など安全衛生面検査)、製造・加工など(原材料や製造・加工施設の管理体制、作業者の衛生管理ほかを審査)、表示・広告(パッケージなどの表示項目や表示方法、食品衛生法、薬事法、栄養改善法等に適合しているかの審査、広告審査も)。

知っておこう食品表示

今紹介した表示以外にも、アレルギー表示など色々な表示があります。上に書いた内容のものは、最低限おぼえていた方が良い内容ですので、知らなかった方は、ここで覚えると良いでしょう。

店で買い物をする時は、意識しながら購入すると良いです。

食べる前にすること

お店で買ってきた野菜や果物を食べる前にどのようにしていますか?実践した方が良い方法について知りましょう。

りんご

水洗いをする

基本的なことですが、野菜や果物は水洗いしてから食べるようにします。

農薬は水に溶けやすい性質がありますので、30秒以上は水で流し、更に手で擦りながら洗うようにして下さい。

野菜を洗うための洗剤もありますので、洗剤を使用することで素早くキレイに洗い流すことができます。

表皮を取り除く

1番外側の葉や皮は取り除くようにしましょう。

表面の葉や皮は古くから農薬が散布されていますので、これをするだけで残留農薬は1/3に減少します。更に、ヘタや根、葉などを取り除くようにしてください。ヘタや根などに農薬が残っている場合が多いです。

加熱調理をする

ゆでる、炒める、煮るなどの加熱調理をすることで、野菜のアクも取られ、残留農薬もなくなります。

食材の表面に残っている水溶性の農薬や殺菌剤は直ぐにおちます。

酢や塩水につける

酢や塩は野菜の余分な水分やアクを抜く効果があります。

酢は水で2倍に薄めると効果的になり、浸けておくことで、残留農薬は水に溶けて野菜からとれます。

自分の身は自分で守る

これらの項目を除去することで、野菜・果物の残留農薬を除去することができますので、実践し安全な食材を食べるように心がけましょう。

そして、手作りの温かくおいしい料理をみんなで楽しく食べることが健康の秘訣ともいえます。

健康な体作りまとめ

健康とは、3つの条件から成り立っています。身体が元気であること、精神面で安らいでいること、経済的に不自由していないこと、これらの条件が揃って初めて健康ということがいえます。

今回はその中でも、身体作りの基本である、食生活について記事にしましたが、添加物で身体に害を及ぼす、良い食材はどのような栽培方法で作られるか、店の食品の表示方法はどのようなものがあるか、知っておいて損はありませんので、この機会に覚えておいて、店で買い物をする時には、是非、意識しながら買い物をすると、健康へ近づけるのかなと思います。

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