ダイエットをするにあたり
ダイエットは常に女性にとって関心のある話題となっていますが、ただ細く体重がないだけでは、男性にとって何の魅力も感じません。
スタイルが良い = 細い
ではありません。ガリガリの女性を見ても魅力を感じない男性は多いです。
1番肝心なことは、出てはいけない部分を出さないという所が肝心ではないでしょうか。
ただ痩せたいだけなら、極端に食事量を減らせば良いだけです。それでは、健康面、美容面に大きく影響が出てしまいます。
今回は、この考えのもと、キレイに痩せる方法について解説していきます。
良いダイエットの基本
これは、ダイエットに関心がある方なら皆さんご存知かと思いますが、良いダイエットをするにあたっての基本的なことです。
●食事に気を使う
●運動する
●筋肉をつける
食事に気を使っても、全く運動しない、逆に運動を沢山しているのに、食事は何も考えていないなど偏った方法で行っても効果は出ません。これらの3要素を上手くコントロールすることで効果的な良いダイエットをすることができます。
ダイエット中の食事への気遣い
ダイエットに最も重要なのは食事です。食事はしっかりととらないと栄養が補給されずに逆効果を招いてしまいます。ダイエットでの食事のポイントとしては
●栄養を含む食事はしっかりととる
●制限すべき栄養のものは、控えめにする
この2点がいポイントとなり、取るべき栄養と控えるべき栄養を見極めて食事を取るということが最も重要です。
ダイエット中の取るべき栄養素
ダイエット中に取るべき栄養素は、食物繊維、カルシウム、タンパク質が含まれた食品です。これらの効果と、含まれる食材をまとめますと、
栄養素 | 効果 | 食材 |
食物繊維 | 体内の悪いものを外へ排出する。便秘を防止する。 | きくらげ、干しいたけ、干ひじき、かんぴょう、切干し大根 |
カルシウム | 骨を強化し運動機能の維持。
リラックス効果でダイエット中のイラつきを抑制。 |
桜エビ、ケシ、干ひじき、ゴマ、わかめ、昆布、ワカサギ |
タンパク質 | 筋肉を作り、脂肪を燃焼させる。
コラーゲンの生成で肌をキレイにする。 |
牛すじ、牛ヒレ肉、マグロ、カツオ、鶏ササミ、豚ヒレ肉 |
タンパク質を取ると太ると思っている方もいるようですが、脂肪を燃焼させて筋肉をつけるためには、不可欠です。又、コラーゲンの一種でもあるので健康的に痩せるにはタンパク質は取らなければなりません。
食べる量は、体型や仕事などでの運動量によっても変わりますが、女性は、1日、1400kcal~1800kcalを目安に取ると良いでしょう。
バランス量は、朝:昼:晩=3:4:3 が理想的です。
ダイエット中は控えるべき栄養素
ダイエット中の食事で控えるべき栄養素は以下になります。
栄養素 | 効果 | 食材 |
脂質 | 脂肪のもと、太る原因 | 牛バラ肉、豚バラ肉、ベーコン、マグロ(とろ)、さんま |
糖質 | 過剰摂取すると、脂肪として体内に蓄積される。 | 砂糖、コーンフレーク、春雨、ビーフン、干しぶどう |
炭水化物 | 血糖値が上昇して脂肪がつきやすくなる。 | うるち米、コーンフレーク、薄力粉、カップ麺、ポップコーン |
普段から外食やお惣菜ばかりに頼っていると、これらの太りやすい食材が多く含まれていますので、できるだけ自分で作りながら調整していくのがベストです。
炭水化物を取るときは、ビタミンB1、B2と同時に摂取することで、糖質が効率よくエネルギーに変換されます。
ビタミンB1はニラ、にんにく、ねぎなどに多く含まれていますので一緒に食べると効果的です。
ダイエットするには運動
キレイにダイエットをする場合は、運動が効果的です。運動には、大きく分けると有酸素運動と無酸素運動とがあります。
1番効果的なのは、無酸素運動したあとで有酸素運動をすることです。
これら2つを行うことで、脂肪の燃焼効果が高まり、ダイエットに効果的な運動になります。
有酸素運動
有酸素運動は、酸素を必要とする運動です。
体内に取り込んだ酸素を使って糖質や脂質を燃焼させ、エネルギーを生み出します。ゆっくりと自分のペースで長い時間行うことが出来るのが特徴です。
有酸素運動は、下半身の大きな筋肉を使うため、血行が良くなって健康維持につながるほか、美肌やむくみ解消効果が期待できます。
有酸素運動にはどのようなものがあるかこちらの記事で紹介しています。
無酸素運動
無酸素運動は、酸素をほとんど必要としない運動です。
短時間に強い力が必要となる運動で筋肉に貯めておいたグリコーゲン(糖質)がエネルギーの主原料として使われます。瞬発力を求められる筋力トレーニングがこれに当たります。
無酸素運動は、筋肉量を増やすのに適した運動なので、引き締まったメリハリボディを作るのに効果的です。酸素を多く取り込まないで、筋力の負荷をかけることで、疲労物質の乳酸が溜まりやすく、長時間継続することは出来ません。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がるため、寝ている時や普段の生活でも脂肪が燃えやすくなり痩せやすい体質になります。
無酸素運動は、簡単に言ってしまえば、筋力トレーニングです。痩せたい部位に筋肉をつけることで引き締まります。
●足に筋肉をつける ・・・ 短距離走、スクワット
●お腹に筋肉をつける ・・・ 腹筋
●腕に筋肉をつける ・・・ ダンベル
●胸に筋肉をつける ・・・ 腕立て
無酸素運動はどのくらいやれば良いかというと、自分が出来る限界までやりましょう。そうすることで効果が出てきます。
日々鍛えていると、限界域が増えてきますので、日に日にやる回数が増えるようになり、より効果がでるでしょう。
ダイエットについてのまとめ
効果的なダイエットをするには、食事に気をつかい、効率的な運動をすることです。
食事は必要な栄養はしっかりととり、不要な栄養は控えめにすることがポイントです。
運動は無酸素運動を行い、脂肪を燃焼させやすくしてから有酸素運動をすることで効果的に脂肪を落とすことができます。
効果が出るまでは、下着などを変えて痩せてるように見せておくと良いでしょう。
是非実践してメリハリあるボディを作っていきましょう。